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三重県津市にある「旧明村役場庁舎」は、大正5（1916）年に建設された建物で、国登録有形文化財になっています。１階が事務室、２階が議場として使用されていました。 建物は木造総２階建て、桟瓦葺、東西棟の寄棟造で付属棟がつきます。下見板張や上げ下げ窓を用いた洋風デザインの庁舎で、建物の角に玄関ポーチを張り出し、その２階部分はバルコニーとし、上部の屋根は入母屋破風とするなど特色のある造りになっています。修復され、かつての美観をたたえ、モダンな姿によみがえりました。 土曜・日曜のみ一般開放され、見学が可能です。

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